尿検査でがんを発見できる!
尿検査でがんを発見する方法ですが、今では尿潜血反応という方法でがんを発見することができます。
がんの発見とは、発症の危険性があるかどうかを判断することができるだけです。
なので、がんそのものの特定ではありません。
人によってはすでにがんが進んでいるという人もいますので、治療そのものに大きな影響を与えるものでもある・・・と、勘違いしないようにしましょう。
尿潜血反応では、がん以外の結石、ポリープ、膀胱炎、前立腺炎についても確認できます。
結石というのは尿などに含まれる成分で発見できるのですが、このような発見方法は昔から良く利用されている手でもあるので、今では多くの人が受診されている方法でもあるのです。
なので、人によっては尿潜血反応が薄いという事例も少ないです。
また、どうして尿潜血反応でがんやがん以外の症状を発見できるのか?というと、それは尿検査により内臓の状況を正確に知ることができるからです。
体内にいくつも存在する内臓というのは、主に入ってきた栄養の消化、もしくは毒素の除去などを行っています。
栄養の消化に関しては、ほとんどの人(内臓)がなんの問題もなく機能しているため、それほど大きな問題とはなりません。
ですが、人によっては老齢化などにより消化ではなく、毒素の除去が安定しないということもあるのです。
このような状況になっている場合、少しずつではありますが毒素が体内に溜まっていくようになります。
すると、内臓以外の器官の動きが怪しくなり、結果的に尿結石(結石)などに悩まされてしまうようになるのです。
また、このような症状が1週間以上で解決しない場合、要診断と言われているほど、大きな問題も確認できる手段として尿潜血反応は有名です。
尿検査でがん以外も発見できる?
尿検査は、なにもがんのみ発見する目的で行われているわけではありません。
なので、尿検査を行った際に以下の症状が見つかったため、医師と相談を行う必要があることもあります。
その中で有名なものに、尿たんぱく検査を行い慢性腎炎、もしくはネフローゼ症候群にかかっていることを伝えられることがあります。
ですが、これらはがんとは無縁なので大げさに考えないようにしましょう。
人によっては、不健康な生活習慣により腎臓の動きが怪しくなる、もしくは最初からネフローゼ症候群にかかっているため、腎臓の動きがおかしい人もいます。
症状によっては投薬、経過観察のみで治療を終えられるものもありますので、尿検査で見つかるものは主にがん・・・だと思わないほうが無難です。
それと、尿そのものの色がおかしい場合、続いて尿検査として尿沈渣と呼ばれる腎臓・膀胱に関する診断(検査)が行われることもあります。