末期がんでも苦しまない!?
末期がんというのは、がんの進行が進み過ぎている状態を主に言います。
なので、人によってはがんにかかった時点で末期がんの扱いを受ける人もいるのです。
というのも、がんというのは本人が意思をもって病院で治療を受けない限りは、進行をくいとめることができないからです。
では、どうして末期がんでも苦しくない最後を送れる人がいるのか?というと、それは人によっては衰弱していく中で、末期がんの苦労がやわらぐ人もいるからです。
人の体というのは、無数の神経により多くの情報をやりとりしていますが、人によっては、神経の働きそのものが弱まってしまう人もいます。
一般的には、これを体そのものの衰弱というのですが、その後、末期がんでお亡くなりになると、強い痛み、疲労感もなく亡くなることがあるのです。
なので、誰も彼もが末期がんの痛みを取り除けている状態で、お亡くなりになっているわけではありません。
次に、下手な医療を受けないほうが末期がんの苦労がやわらぐケースもあります。
病院というのは、ベッドの上にいてホッとする人と、無機質な雰囲気でストレスを感じてしまう人がいます。
当然ですが、後者にとっての病院とは苦痛以外のなにものでもありません。
そのため、家の人に看護される形で生活されている方が、末期がんの苦労がやわらぐケースも存在するのです。
先ほどの末期がんの痛みがやわらぐケースは、あくまでも物質的な話でしかありませんが、こちらについては精神的な話なのだと理解してください。
つまり、末期がんが痛くないというのは、医療、もしくは看護を受けている人の感じ方でしかないのです。
現在も末期がんの治療、研究は進んでいますが、痛みそのものを完全に取り除くというところまで進歩しているわけではありません。
また、人によっては末期がんであるにもかかわらず、食欲不振に陥る頻度が少ないという人もいます。
このような特殊な事例においても、末期がんの痛み、苦労がやわらぐというケースは存在します。
紛らわしい情報も存在する
末期がんに関しては、紛らわしい情報も存在するので注意してください。
意外と多く見つかるものでは、痛みを取り除く形で末期がんの治療を行えるという情報です。
こちらは、あくまでも痛みを完全に取り除く・・・という意味ではなく、痛みに近い物質の改善に取り組んでいるという意味です。
紛らわしい情報だと感じる人も多いでしょうが、ケアサービスの1つとしてそのような看護を徹底しているだけです。
また、老人ホームのように同じような立場の人が集まって、がん治療を受けるというサービスも存在します。
このようなケースでも、痛みを分かち合える・・・という意味で、がん治療の痛みが減るといった紛らわしい情報が見つかることもあります。