NGで有名なもの
薬と食べ物のNGな組み合わせで有名なものを2つ紹介させていただきます。
1つ目は「タンパク質と胃腸薬」の組み合わせは、薬と食べ物のNGな組み合わせでは特に有名であることを知っておきましょう。
胸焼けする食べ物を食べる際に、もしくは飲みに行く際に胃腸薬を飲みましょう・・・というCMをテレビで良く見かけます。
ですが、「タンパク質などを摂取してしまった後」では、胃腸薬との組み合わせが良くありませんので、胃腸薬による胸焼けを防ぐ効果も出にくいのです。
胃腸薬とは、水酸化アルミニウムゲルのことです。
水酸化アルミニウムゲルは胃酸を減らしてくれる(中和してくれる)ので、胃腸薬を飲んでおくとタンパク質などの消化が穏やかになります。
しかし、一般的な胃腸薬は食後に大きな効果を発揮しません。
なので、胃腸薬を食後に飲んで効果を発揮させたいという場合は、あらかじめそのような用途に対応している胃腸薬を購入しましょう。
2つ目は「炭水化物と解熱鎮痛薬」の組み合わせも、薬と食べ物のNGな組み合わせの中では有名です。
解熱鎮痛薬とは、アセトアミノフェンを含んでいる薬なので、実は炭水化物と組み合わせてしまうと糖分にくっつきやすくなり、結果的に解熱鎮痛薬の効果が中々出なくなってしまいます。
炭水化物は糖質に変化する栄養素でもあるので、解熱鎮痛薬は水だけで摂取するなど、炭水化物、糖質を避けて使用したほうが良いのです。
こんなケースも存在する
最近では、カフェインと薬のNGな組み合わせも有名になっています。
カフェインは様々な薬と相性が悪く、胃腸薬、ぜんそく(喘息)薬、抗不安薬と一緒に飲むのは危険です。
というのも、薬と食べ物のNGな組み合わせで危険視されている通りで、体調が優れない状況となってしまうからです。
服用が目立つようであれば、イライラなどが解消しなくなることもありますし、それによって不安、怒りなどが溜まりやすくなってしまうのです。
また、カフェインはお茶やコーヒーに含まれているとされていますが、お茶やコーヒーであっても含まれていないものもあります。
なので、ノンカフェインのもので服用されるか、もしくは水道水で服用されると良いでしょう。
これらの薬は胃で分解されるのにも時間がかかりますので、余裕をもって使用することも大事です。
これらの薬は副作用として心拍数が上がりやすいという特徴もあります。
そのことを理解して、服用時には心拍数が上がりやすく、なにかしらの衝動が起きやすいことを理解しておくことも大事です。
もしくは、仮眠などをとる過程で胃腸薬を服用するのが正しいと理解し、これらの薬を服用すると良いです。