介護福祉士とは
介護福祉士は自分の力だけでは日常生活が難しくなってきてしまったお年寄りや、
障害などを持っていて介護が必要な方の日常生活の手助けをします。
また介護福祉士になるには、国家試験を受けて資格を取る必要があります。
国家試験には福祉系の専門学校で2年以上学ぶことが必要で受験資格が得られます。
更にこの介護福祉士はケアマネージャーという資格を持っているとより有利になります。
ケアマネージャーとは介護が必要な人、
またはその家族から相談を受けてケアプランなどを提案する仕事をします。
ケアマネージャーを専門として働く人も多いのですが、
自身もケアに入って働くスタイルを取る人もいるようです。
この資格があれば介護に関する相談を受けることもできますので、
介護福祉関係の事業所では非常に重宝される存在となります。
介護の仕事をしながらケアマネージャーの資格取得を目指すという人も大勢いるようです。
働く職場
介護福祉士の働く職場としては、老人ホームなどの老人介護施設、
障害者支援センターなどの施設などが挙げられます。
入居者さんや利用者さんの生活の手助けをするのが主な仕事で、
その人の状態にあわせて手助けをする内容が異なってきます。
障害者支援センターも同様の仕事ですが、老人ホームなどと違って年代が様々です。
どちらにしてもコミュニケーションをうまく取れるかどうかが重要になります。
また、訪問介護などで日常生活の手助けをする仕事もあります。
老人ホームなどと違い、利用者の自宅に伺って手助けなどの仕事をする働き方です。
施設に入りたくない、入らなくていいけれど支援が必要な人が利用することが多いです。
相手の家に上がるため、施設に比べて気をつけなければいけないことも多くあります。
しかしホームと違ってどこからどこまでが介護員の仕事、
と決まっているため、人によっては働きやすいと感じる場合もあります。
どちらの働き方にしても、ハローワークや求人情報誌、
施設のホームページなどで職員を募集しているところが多いです。
やはり若者不足と言われる業界ですから、従来通りの方法での求人が多い傾向にあるようです。
パートタイムとしても働ける
介護福祉士は24時間対応しなければいけない職種もありますが、
主婦のパートとしても成立します。
時間の開いた時に3時間程度のワークで済みますので、
パートタイムの仕事としても人気があります。
また国家資格としての介護福祉士の資格を持っている方は、
自治体職員としての転職の他、介護福祉施設などでヘルパーや職員を
総括する立場になれる可能性もあります。
また看護師の資格を持つ方が介護の業界へ転職することは収入アップのチャンスです。
ヘルパーの一員として仕事をすることはもちろんのこと、
施設ではバイタルチェックや医師から指示された医療行為（正看護師資格に限る）や
衛生管理の仕事もできます。
また、ヘルパー職員を指導する立場として迎えられることもありますので、
チャンスが開けてきます。
