カレーを食べると健康になる?
野球選手のイチローが毎日朝カレーを食べているという事で有名になった朝カレー。なぜ朝からカレーを食べると健康になるのでしょうか。日本人の朝は味噌汁とご飯、焼き魚と相場が決まっているので、そのほうが健康的なのではないでしょうか。
カレーはみなさんご存知の通り、たくさんのスパイスを混ぜてお野菜たくさんで作ります。よく煮込んであるので消化もよく、実は朝ごはんにぴったりなんですよ。朝からそんなお腹に重いものをと思うかもしれませんが、ハンバーグやステーキ、ラーメンなどと違い、たくさんの香辛料が体を活性化させるのです。
カレーはもともとインドで健康食として作られたものなのです。カレーは実にたくさんの香辛料を同時に煮込むことであの独特の香りになります。体に効能のあるスパイスをたくさん混ぜあわせて作るので、脳の血行を増進させ、免疫力が高まり、集中力、計算力がアップするのです。スパイスは内蔵に良いイメージがありましたが、脳にも良い影響を与えるのですね。さらにカレーの香辛料は目にも良い効果があることがわかっています。
朝カレーが体にいい理由とは
それでは一日の終わりの夜や、お腹が空いた日中に食べても良いのではないでしょうか。朝カレーが体にいいのは理由があります。朝に香辛料がたっぷりはいったカレーを食べることで体に良い影響を与える理由として、体の自律神経が一番大きく切り替えられるタイミングだからです。睡眠時は体が副交感神経が優位になっていたものを交感神経を優位に変えるために朝にカレーを食べるとスムーズに切り替えるのです。そうすることで一日をスムーズに過ごすことができるようになるのです。
スパイスは体の代謝を上げる役割を持っています。一日のはじめに代謝を上げるカレーを食べれば代謝が上がったことによってシャキッと一日を過ごすことができます。体の代謝が上がれば、頭のキレも変わってくるのです。代謝が悪い人は頭もぼーっとしてしまい、仕事の進みが遅くなってしまいます。
また朝カレーが効果的な季節として、暑い夏が一番効果的だと言えます。本来夏バテは気温の上昇で体の代謝が上がりすぎてしまい、体力を消耗してしまうのが夏バテと呼ばれていましたが、現代は猛暑と室内の冷房の影響で、体のバランスが崩れて、だるくなってしまうことが夏バテとして扱われます。そんな時もこの朝カレーが朝から体の代謝をあげてくれるので、乱れた体の自律神経を元の状態に戻してくれるという効果もあるのです。