危険な脱法ハーブ
脱法ハーブとこれまで呼ばれていた麻薬作用のあるハーブについて、今回厚生労働省より緊急指定として法律で規制されるようになりました。場合によっては覚せい剤と同じくらいの中毒性や幻覚などの作用があり、非常に危険なものなのです。
脱法ハーブは以前まで合法ハーブと呼ばれていました。確かに法律では規制されていないものではありましたが、合法というには肯定し過ぎの言葉だったため脱法という言葉を使われるようになったのだと思います。
しかし脱法ということで法律では麻薬を利用していることには当たりませんが、最近はこの脱法ハーブを吸引することによる犯罪であったり事故が多発しました。かなり有名な事kとしては脱法ハーブを車の中で吸って、そのままよくわからない状態のまま自動車を運転し、人をはねてしまうなどの危険運転を行ってしまったという事件が都内で発生しました。それからは厚生労働省もその状況について、早く解決させるために緊急指定ということでこの脱法ドラッグを麻薬指定しました。
なぜここまで時間のかかる作業だったのでしょうか。それはこの脱法ドラッグが持つ特性が影響してしまったと言えます。この脱法ハーブ、含まれている成分は非常にたくさんあり、麻薬成分だったとしても含まれている成分がそれぞれ異なるため、すぐに違法な薬物として指定ができないのです。そして違法と指定したとしても、更に新しい成分が売りだされて、結果たくさんの人がこの脱法ハーブを利用してしまうことになるのです。
脱法ハーブの怖い点
この脱法ハーブの怖さは、脱法ハーブの中に非常に強い中毒性の物質が含まれており、この事から常習となってしまうという事です。はじめのきっかけは友人からもらったとか、先輩からもらった、自分で買ったなど様々なケースが含まれます。そして一度吸ってしまうと最後、何か事件が起きてしまったり、自分が怖い目にあったりしてからでは手遅れなのです。
またこの脱法ハーブの怖い点として、このハーブにハマってしまい、どっぷり使ってしまうとその成分によって脳の萎縮などが発生する可能性があります。そうなってしまうと通常の生活が送れなくなってしまうので、この脱法ドラッグの恐ろしいところだと言えるでそう。また救急車で緊急搬送されるケースも非常に多くなっています。急な吐き気やめまいなどがそれに該当するのです。またこの脱法ドラッグの危険なところとしては、使用する年齢が若い人が多いという事もあげられます。
